ちょうど、欧州への話が決まった直後に1つの電話がありました。
父の古い友人からの電話、それは京都市内を放浪していた
事情のある飼い主さんに捨てられてしまった、1匹の犬のはなしでした…。

京都の山奥に引っ越してきてからというものの、
田舎だという事もあり、安堵感をもたらせてくれるような
大きな犬と、いつか一緒に暮らすんじゃないだろうか。なんて、
何となく家族みんなが考えていましたが、動物の売買は避けたい私達、
私達が感じる出会いがあった時がその時、それはいつなのかなあ、
そのときは来るのかしら?と漠然と考えていました。
でも、出会いはひょんと、いえピョンと予測していたよりも
随分と早く、私達かぞくの元へ飛び込んで来てくれました。
年も名前も分からなかったゴールデンレトリーバーの女の子が
我が家の一員となってくれました。
欧州へ行ってしまう事から、私達が彼女を家族として迎えて良いのだろうか。と
悩んだけれど、彼女はほんとうに、捨てられてしまった子とは思えないくらい、
フレンドリーで愛情の深い子で、今となっては、彼女が居るから、安心して渡欧出来る。
とまで感じるくらい。
残してゆく家族をしっかり見守ってくれるであろう、本当に優しくてかわいい彼女。
山や森で駆けまわるしあわせそうな姿、こちらも本当に
しあわせな気持ちでいっぱいになります。
森がとっても似合う彼女には森のお花のような存在にになってくれればと
“ATTAR”(アタール)という名をつけました。うちに既にいる豆のように
小さいおばあちゃん犬の遊び相手も、うまいものです…。
ポカポカと陽のあたる窓辺で今日も2人でお昼寝中。
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